代表挨拶

PROfusion代表 西村裕二

はじめまして。PROfusion代表の西村と申します。

私は23年間、外資系企業で経営コンサルティングの仕事をしてきました。退職前には7年間、約1000人(日本600名、アジア400名)の経営コンサルティング事業の責任者をしていました。著名なグローバル企業のCEOの方々や一流の教授や専門家の方ともお会いする機会をいただきとてもエキサイティングな仕事でした。 ただ、一方でもっとやりたいことが出てきました。

1つめは、ハンズオンでクライアントに打ち込みたい。我々は一流企業の経営を左右する重要な経営課題を任されているのにシニアなパートナーは数多くのクライアントを抱え、十分に時間がとれませんでした。50歳を契機に、再度原点に戻って、1社1社のクライアントに真剣に打ち込みたいと思いました。

2つめは、社外のすごい人と自由に仕事がしたい。社外に「ものすごい人」がたくさんいるということです。大手コンサルティング会社は色々な制約があり、社内人材が中心の体制をとります。しかし、今の世の中、専門性が分化し、我々のようにチームに1000人いても十分な専門性は確保できませんでした。それなら、外部のすごい人に集まってもらって、一緒に仕事ができれば、コンサルティングの品質が格段に上がるなと思いました。しかも、才能ある異文化の方と仕事をするのはとても楽しい。

3つめは、コンサルティングを皆が使えるサービスにしたい。経営コンサルティング会社は立派なオフィスなどの高い間接コスト、低い稼働率のため、クライアントに提示する価格がどうしても高くなってしまいます。そのため、超大手企業しかクライアントになれないというのが実情です。間接コストを圧縮し、実働時間をコンサルタントに支払い、外部人材を最適調達することにより、品質を高めながら低価格を実現できます。それにより、中小企業やベンチャー企業にも活用していただけるようにしたいと思います。

4つめは、恩返しとして若いコンサルタントの成長を支援したい。大手コンサル会社が大手クライアントにフォーカスすることにより、一つの機能部門や新規事業などの周辺の仕事が増えて、経営課題(CEOアジェンダ)を扱える人が減っています。また、発想力ではなく労働集約的な仕事が多くなり、本来のコンサルティングのクリエーティブな面白さが実感できていない人が多いように思います。これは、「経営」を理解できないコンサルタントが増えることを意味します。我々はクライアントに大きなインパクトのある経営課題を若いうちから経験できる、若いコンサルタントが経営者の方と一緒に仕事をできる場を作りたいと思います。

私が社会人になり最も影響を受け、尊敬する上司である村山氏を事務局メンバーに迎えることができ、スキル的にも人格的にも補完関係のある同僚の相澤氏と創業することを幸せに感じます。若く、希望に燃えていた頃を再度思い出し、次の50年のキャリアを築きたいと思います。再び、若い頃の情熱をもってクライアントの方、若いコンサルタントの方の成長に貢献できればと思っています。

我々は「笑顔」が売り(笑)ですので、お気軽にクライアントの方やコンサルタントの方にお声がけいただけると幸いです。

 

PROfusion代表 西村 裕二